『忍耐力がない奴』にキャバクラのボーイが務まらない理由

「夜の世界って給料高いし、稼ぎたいからボーイになろう!」なんて甘い考えでボーイにならない方がいい。
確かに給料は高いが、ボーイはそれ相応の、もしくはそれ以上の仕事がある。
ボーイになるなら忍耐力がないと無理だ。
絶対に続かない。
なぜ忍耐力が必要なのか、ボーイ経験者の俺が説明しよう。

とにかく仕事量が多い

 

ボーイの仕事はまず営業前から始まる。
店の掃除はボーイの仕事だ。
新人の頃の俺は掃除が嫌いだったから適当にやってて、店長に何回も怒られた記憶がある。
掃除を徹底的にやらされたおかげで、今では掃除好きになったくらいだ。
掃除が終わったらキャバ嬢の出席を確認したり、おしぼりを用意したりほとんど雑務ばかり。

営業が始まったらウエイターになったり、客とキャバ嬢の頼まれた物を買いに行ったりする。
営業中はとにかく客とキャバ嬢に尽くすのがボーイの仕事だ。

そして営業が終わったら片づけて、また店の掃除をする。
仕事中は基本動いていて、客とキャバ嬢からいつ要望があるかわからないからお店全体を見ていないといけない。
ボーっとする時間なんてないし、なかなか気を抜けないからとにかく疲れる。
根性と体力がない奴は一日仕事をしただけで、この仕事量に続けていけないと悟るのかだいたいバックレることが多い。

早い出勤時間に長い拘束時間

 

よく周りに「キャバクラって夜からだし、昼間遊べて良いな」って言われるが、実際はそんなことない。
夜中まで営業してさらに延長もあったりして、お店を閉める時間が延びるなんてこともよくある。

さらに閉店作業に時間がかかって、帰るのは朝方になることも。
それから帰って昼間に遊ぶなんてとてもじゃないが体力がもたない。
ボーイは開店準備があるから営業開始の数時間前に出勤が基本だし、退勤は夜中から朝方になったりするから意外に拘束時間が長い

ボーイになる前は友達と夜に飲みに行ったり遊びに行くことができたが、なってからは休みの日以外は時間が合わずに行けなくなってしまって付き合いが悪くなってしまった。
ボーイは勤務時間が長いうえに仕事量も多くて正直きついと言える。

まとめ

説明した通りボーイの仕事はやることが多いし、拘束時間が長い。
もし疑うなら、専門の求人サイト(http://theboy.jp)の求人に書かれている応募条件などを見てくれれば話が早いだろう。
いざボーイになってみて仕事がきつくて辞めていく奴が大勢いる。
ボーイになるには相当の覚悟が必要だし、忍耐力がないともたない。
とにかくやる気があって、すぐにへこたれない奴がボーイには向いているだろう。